ジャズ喫茶の話の続き
全国のazul jazz academyのHPをご覧の皆様、こんにちは!
先日神戸のジャズ喫茶jam jamに行ってきた時の話の続きをします。
何故ジャズ喫茶で自分の苦手なミュージシャンのレコードをリクエストするのか。
それは、自分以外の人の視点から新たな価値観を得るためです。
最初僕もジャズ喫茶では、自分の好きなレコードを爆音で、いい音で聴くのが楽しかったのですが、
ある時マスターと、
「自分どんなピアニストが好きなん?」
みたいな話をしている時に、
「僕あんまりチック・コリア好きじゃないんですよ」
と言ったことがあるんです。
チックって僕の中ではフュージョンのイメージが強くてメカニカルな印象があって、
嫌いというか、食わず嫌いで避けてきたミュージシャンの一人でした。
そんな僕にマスターが、
「これならどうや?」
とプレイしてくれたのが、
Stan Getzの「Sweet Rain」でした。
このレコードでピアノを弾くチックは自分の中では結構意外で、
これなら全然聴ける!いやむしろ大好きや!!
と盛り上がったのを今でも覚えてます。
それからというもの、ジャズ喫茶に行く度に、
「僕あんまビッグバンド好きじゃないんですけど、何かあります?」
みたいなリクエストの仕方をするように…。
(もちろんお客さんが僕だけの時とかですよ)
おかげでだいぶ自分の聴ける範囲も広がって幸せです。
これはいちミュージック・ラバーとしての僕の考え方ですが、
皆それぞれ好き嫌いはあっていいと思いますが、
嫌いよりも好きが多いに越したことはないでしょ?
ジャズ喫茶は、ジャズの魅力を伝え、そして様々な価値観を提示できるという点において、
明らかに文化発信、そしてジャズシーンの現場だと思います。
まぁそんなカタいこと言わなくても、
普通にいい雰囲気のお店が多いので、
買物やデートの休憩がてら寄ってみても楽しいと思いますよ。
是非。